【総評】
3大会ぶりの優勝を目指す岐阜女子 (岐阜)と接戦を勝ち上がって来た昭和学院 (千葉) の準々決勝。前回大会の3回戦でも死闘を演じた両チームの対決は、今回の対戦でも終盤までもつれる展開に。しかし、3年生4人が2桁得点を挙げた昭和学院が準決勝進出を果たした。

【第1クォーター】
序盤から互いに昭和学院は#8花島、岐阜女は#7アググアを中心に得点を重ねる。中盤には#13清水のドライブなどで昭和がリードするも、すぐに岐阜女子もドライブで決め返すと、終盤には#7アググアのシュートが連続で決まった岐阜女子が22-16とリードして終えた。

【第2クォーター】
追い掛ける昭和学院は、開始に#4西や#9田嶋で追い上げ。点差を詰めていく。対する岐阜女子は、得点源の#7アググアがファウルトラブルになり、これがオフェンスに影響。重い展開となったが、それでも終盤に3ポイントシュートを沈めて、前半は32-28と岐阜女子が辛うじて4点のリードで終えた。

【第3クォーター】
リバウンドや#7アググアのポストプレーなど、インサイドで強みを見せた岐阜女子が一気に10点差を付ける。しかし、ここから昭和学院が反撃。#9田嶋の連続3ポイントシュートを皮切りに、リバウンドからシュートをねじ込み、3点差に詰めて第3クォーターを終える。

【第4クォーター】
3点を追う昭和学院は、#7田平の連続シュートで逆転に成功。♯9田嶋のドライブからのバスケットカウントも決まり、先行していく。一方の岐阜女子も♯7アググア、終盤には#5藤澤がドライブを果敢に狙っていったが、#7田平の活躍もあった昭和学院が67-65で勝利した。