【総評】
3連覇を狙う桜花学園 (愛知①) と2年ぶり29回目出場の明星学園 (東京①) の準々決勝。開始から拮抗した展開となり、29-26と桜花学園が一歩リードで前半を終える。後半に入るとディフェンスから流れを掴んだ桜花学園が徐々にリードを広げるも、明星学園が食らい付き5点差まで追いつく。しかし、第４クォーターに入ると桜花学園がリードを広げる。試合終了間際、明星学園は最後の粘りを見せ2点差まで追いつくが惜しくも及ばす、70-68で桜花学園が勝利した。

【第1クォーター】
明星学園#58酒井の3ポイントシュートで戦火を切る。対する桜花学園は#4朝比奈がバスケットカウントをとる。その後も桜花学園は#4朝比奈を中心に得点を稼ぐ。対する明星学園も#58酒井のスティールからの速攻で食らい付く。その後も互角の展開となり15-15と同点で第1クォーター終了。

【第2クォーター】
明星学園はキャプテン#33菅野が巧みなレイアップシュート決める。対する桜花学園も#6平下が速攻からバスケットカウントを取り対抗する。その後、桜花学園は相手のファウルからフリースローを獲得し、6点差と一歩リードするも終了間際に明星学園が決め返し、29-26と桜花学園が僅か3点リードで前半を終える。

【第3クォーター】
桜花学園は激しいディフェンスから流れを掴み、41-28と徐々にリードを広げる。明星学園は桜花学園のディフェンスに苦しみ、得点を決めきれない。中盤に入ると明星学園は#18鶴丸が3連続得点を決める。さらに勢いに乗った明星学園は#33菅野、#18鶴丸がバスケットカウントを沈め49-44と5点差まで追いつき、勝負は最終クォーターへ。

【第4クォーター】
開始から、明星学園は#47アディクぺがゴール下で得点し３点差まで追いつくも、桜花学園の攻撃の手は緩まず、再びリードが広がる。しかし、明星学園は試合終了間際、怒涛の攻連続撃で粘りを見せる。明星学園は残り7秒で#33菅野が3ポイントシュートを決め、2点差に追いつくが惜しくも及ばず、70-68で桜花学園が勝利した。