奈良県
2021年12月16日
奈良県では8月の新型コロナウイルス感染拡大第5波と考えられた時期に、高校の始業が9月第3週からとなり、部活動も自粛された。それにより9月に開催予定だった奈良県高等学校総合体育大会は中止となった。そのような状況の中、ウインターカップ予選は10月16日から男子39チーム、女子20チームが参加して行われ、各校20名までの保護者の観戦も可能となった。
写真提供:奈良県バスケットボール協会
男子ではインターハイに出場した第1シードの奈良育英が2回戦から登場すると3戦連続と100点ゲームで対戦相手を圧倒。決勝では生駒を85-38、決勝では天理を93−75で破り、3年連続12回目の出場を決めた。
昨年、ウインターカップに出場したチームから3年生が 1 人抜けたのみと、下級生が経験を積んだ奈良育英は、県内では頭一つ抜けた存在だった。インターハイでは1回戦で神奈川県の法政大学第二に惜敗しただけに、この敗戦を糧に目標を高く持って上位を目指したい。
写真提供:奈良県バスケットボール協会
女子ではインターハイに出場した奈良文化が第1シードとなった。同校は2回戦から登場すると、決勝まで50点以上の大差で勝ち上がり、決勝では育英西を100−41で下し、9年連続29回目の出場を果たした。
奈良文化も昨年は下級生主体のチームながらウインターカップ出場を決めただけに、今年度のチームも他を圧倒する力を存分に発揮した。インターハイでは1回戦で山形市立商業(山形)と対戦。49-53と男子同様に惜敗しただけに、目標を高く持ち上位進出を目指したい。
写真提供:奈良県バスケットボール協会